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<ネタバレ注意!> 劇場版ガンダムOO 感想。 <ネタバレ注意!>

oo_movie.jpg


劇場版ガンダムOOを観てきました。
テレビ版ガンダムOOはセカンドシーズンは結構評価が低いですが、
僕は全部通して楽しめました。
なので劇場版は前情報や感想などは極力入れずに、楽しみにして
観に行きました。

しかし…

以下ネタバレ込みの感想を書きます。

ガンダムはシリーズを通して基本的に人対人の対立を描いてきました。
今回の劇場版OO、人類対異星体の戦いです。

個人的にはこうなってはもうガンダムでやる必要性は全く感じません。
いや、100歩譲ってガンダムでやるとしても今回の劇場版は
ストーリーが雑過ぎる。
人類の革新(進化)と異星体との相互理解を描こうとしているけど、
腑に落ちないことばかりです。

この映画にはイノベイターという新人類が出てきますが、
これがかなり人間離れしていて(脳量子波を用いて他者と表層意識を共有し、
驚異的な反射神経、身体能力を発揮する他、常人の二倍以上の寿命を持つ。)
もう人の形をした別の生き物です。
しかもこのイノベイター、人工的に作り出されたものじゃなかったっけ?
それが人類の進化とか言われても、違わないか?
だいたい人をイノベイターと別の名称で呼び区別する時点で
人じゃないと言っている様に聞こえる。
こんなの人の進化じゃなくないですか?

映画はイノベイターとなった主人公が突如人類に襲い掛かってきた
異星体と対話を試みるという内容です。

この異星体の描き方も説明不足で酷かったな~。
異星体は金属生命体で、母星が滅び、新天地を目指し地球圏にやってきました。
異星体は触れたものを取り込み操ることができるのですが、
有機物も無機物も関係なく取り込み操ります。

まて、だったら地球狙う必要ないじゃん!!
そこら辺の隕石とか、地球の前に月とか火星吸収しとけよ!
取り込むことで生きながらえることができるんなら
わざわざ地球狙う必要ないでしょ?
劇中、脳量子派の強い人間を優先的に取り込もうとしてたけど
取り込んでどうするんだろう?
劇中で脳量子派の強い人間を取り込み、人類や主人公にコンタクトを
試みる描写とかあればまだ納得できるけど、それもナシ。

映画終盤に主人公が異星体の中心部に侵入して
新型のガンダム、OOクアンタで対話を試みます。
…もうここの演出とか正直呆れました。
今まで正体も目的も分からず、意思の疎通もできなかった
異星体とのコンタクトをどう描くかというと、
ガンダムから触れると何故か意思の疎通が可能になっちゃう光が
バーっと広がります。
この演出自体はテレビ版でもあったので構いません。
人同士だとテレパシー的なもので心を通わす演出ですが、
言葉を発しない異星体とはどういう演出かというと
光がピカピカ、謎空間をゴーっ
異星体の星が消滅していくのを主人公が見ます。
そして、何だかよく分からないうちに対話終了。
勝手にもう人間じゃない主人公が納得すると
異星体は侵略をピタッとやめてしまう…

もうね、僕はイノベイターじゃないのでもっとちゃんと
描いてもらわないと納得できないよ…。
異星体側の意思や考えが全く描写されないから、
結局何となく分かり合えた風になって誤魔化された感じです。
こういうところで、中盤で取り込まれた映画版の新キャラの
イノベイター君を異星体側の意思の表現役とかに使えよ!
この人、結局途中退場のまま味方にも敵にもなれなくて
この映画の中で一番可哀想なキャラだったなー…。
折角メチャクチャ強い機体に乗ってたのに…。

そして置いてけぼりのまま対話終了。
なんか侵略をやめた異星体はデカイ花になって消えた…。

ポカーン

そして時は経ち人類の4割はイノベイターとなり、デカイ花を
改造して外宇宙の飛び立とうとしていた。

そして主人公は完っ全に人間やめた姿で、年老いた準ヒロインに会いに来て
お終い。

雰囲気で誤魔化してるけど、全然ハッピーエンドに見えない…。

結局この描き方だとただの人間には未来は無いって言ってるようにしか取れない。
こんなの進化じゃなくて変異だよ。
急激過ぎるから人とイノベイターの軋轢が生じて、また混乱した世界に
なってるんじゃないかと不安になってくる。
特に、人を下等種として見下していたキャラクターの存在がその不安を余計に煽る。



こんな長々と書いてきましたが、全く楽しめなかった
わけではありません。
戦闘描写は頑張っていたと思う。
動きが早過ぎてよく分からなかったけど。
もっとケレン味のある戦いを見たかったけど。

OOクアンタも満を持して出てきた割には大した活躍もなかったなあ…
あとラファエルガンダムもまたオモシロギミック積んでたんだから
もうちょっと活躍があっても…。
グラハムが中二病卒業してるのがちょっと寂しかったなー。

あっ結局ダメ出しになってしまった。

結論!

最初の劇中劇が一番面白かった!



イラストは声優ネタです。
今回の劇場版、同じこと描いてる人とても多そうですね。
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来るべき対話とは何か

まぁ僕も完全に肯定派ってわけでもないんですが、まぁどちらかと言えば肯定派なのかなぁ。
確かにこうすごい・・・視聴者に不親切な映画だなぁとは僕も思いました。
誰が、何を、何故そうした
っていう説明を省いて事象だけを描写するので事前に知識を仕入れるか、想像力をMAXにするかしないといけないっていう。
逆にそのへんが補完できるとまぁ楽しめる要素はあるんですよねー。
一応僕の知る範囲で答えると。
>イノベイター、人工的に作り出されたものじゃなかったっけ?
若干違います。TV時イノベイターと呼称されていたものはイノベイドと呼ばれるもので、これは確かにヴェーダの為に人工的に作られたもの。対して、本物のイノベイターは人類の革新のあるべき形、らしいです。
>取り込んでどうするんだろう?
異星体はコミュニケーションに脳量子波を使っていたようです。なのでそれが強い人間にひかれた、という。自分達と同じ言葉を話すから寄っていったみたいなもんでしょうか。

って僕も新たに発見された"純粋種イノベイター"(刹那と同じ作られたんじゃないマジもんイノベイター)がなんで出てきたのか。物語的にも何故一人だけ、何故今、何故純粋種なのか?と疑問が尽きない・・・や、ラファエルのあまりの早期退場、ピンチ!誰かが助けにー!の繰り返しすぎ、とか色々思う処はあったり・・・。

でも総合的にはまぁ、映画の尺の中で一応の話の起承転結がつけられて、00の示してきたテーマや物語にも一応の決着がついてそれなりの「完結」を示したこと、メカ作画の美麗さは評価したいかなぁと。ガンダム映画はやっぱりガンダムがカッコヨクないと始まりませんしね。
そんな感じでまぁ話は色々アレだけど見れなくもないかなぁ・・・ってトコですかなぁ僕は。
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立体イラストをメインに制作しています。
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